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(14/11/15) Bloody TL8 修正
(14/9/7) Logitech G402 Hyperion Fury(fw90.0.14),Razer Abyssus2014,ZowieGear EC2eVo 追加
(14/7/18) Logitech G502 Proteus Core(fw88.2.16)追加
(14/7/12) Bloody TL8追加
(14/7/5) A4tech XL-740K追加
(14/4/27) Logitech G502 Proteus Core(fw88.1.13)追加
(14/2/10) Steelseries Rival(firmware1.2.0.0),KonePure(firmware1.19),KonePure(firmware1.20)追加
(14/1/9) Elecom M-XG3G 追加
(13/12/9) Steelseries Kana V2 (firmware 114) 追加
(13/12/9) CMStorm Recon (firmware 1.18) 追加
(13/08/28) Logitech G100s追加
(13/07/28) CM Storm Recon (firmware 1.10) 追加
以前お手軽にマウスのクリック反応速度測定という記事にて
遊びでマウスのクリック速度を調べる方法を書いた。
今回そこからもう一歩踏み込んで
何かの参考にはなるデータを取る事を目標とし実験を行ってみた。
特に入力デバイス好きな方に目を通して頂ければ幸いです。
上記の処理にかかる時間について、マウス毎の個体差を比較したいというのが趣旨となっています。
絶対値を計測するのは、ハード&ソフト両面で高度な技術を要するので素直に諦めて相対値の計測を目標とします
この調査するに当たって必要となる条件を考えると
以上の二つさえなんとかすれば
ほぼ純粋な意味でのボタン応答速度の差を知ることができそうです。
以下このシンプルな理屈に基づいて進めていきます。
ただ残念ながら自分には、そうすchの凄い方のような
ソフトウェア制作スキルがありません。
今持っている物・使える物を組み合わせ、実現しようということで上図のようになりました。
相対値しか解らないというのがネックですが
結果的に、それなりの精度で比較をする事ができたと思います。
基準マウスを何にしようか悩みましたが、応答が高速かつポピュラーなマウスにした方が良いと思い
amazon.co.jpゲーミングマウスランキングで安定してトップ3の地位を保っているG300にしました。
ポーリングレートを1000Hzにできないマウスについては注釈を入れています。
測定風景はこんなんです。※Taipanを計っている時
この右のスイッチを押すと二つのマウスへ電気的にほぼ同時に
クリック押下の信号が発生するというわけです。
ほんとなら電子的なスイッチングを利用してもっとスマートな形ができるのでしょうけど
これで必要十分に機械的な要因は除外されるのでOKとします。
しかし全マウスを分解し基板を取り出すため
保証を失い、ソールを失いと払った犠牲は大きかった…
まぁ幸い一台も潰すことなく組み直せたので良しとします。
以上ザックリとした実験内容ですが、どうだったでしょうか。
IME3.0&DiamondBack&G3 Opticalは125Hzで計測したので
標準偏差が大きくそれぞれ 2.6ms 2.2ms 2.7ms ほどありました。
※1000Hz計測のマウスはほとんど1ms以内に収まる
ポーリングレートが低いとこのように応答のバラつきは大きくなりますが
基本的な応答特性には関係しません。
1000Hzで計測している多くのマウスが125HzでのDiamondbackより
遅い反応となっているのを見て貰えばと思います。
全体的に優秀なのはLogitechのGシリーズですね。しかし私は形が合わないため使えません…
終わりとなりますが、順位に意外性は無く納得がいくものとなりました。
実際にUTで使ってみて、体感したレスポンスとほぼ合致します。
つまり感覚が染みつく程やり込んでいるPCゲームがある方ならば
体感だけである程度の判断が可能だと感じます。
例えば慣れ親しんだFPSタイトルで即着武器をスパムりながら遊んでいれば
「あっこのマウスは反応良い(悪い)な!」って感じ取れるしその信憑性は意外と高いはずです。
何年も前から感覚上モヤモヤーっと感じてたものが
今回データで裏付けが取れたので意味はあったのかな…
だけどもう二度とやりたくないYo:P
おまけ
せっかく全マウスばらしたので少しだけ写真を。
Taipanのセカンドセンサーを接写。
単なる赤外線送受信素子のようです。
G500のホイール回り。
このマウスだけは分解する時少し神経を使いました。
荒々しく作業すると細かい部品を無くす恐れあり。
他のマウスと比べ精緻な造りで見惚れます。